2009年3月アーカイブ

WEB屋がシチューにカツを求める集い@Websig24/7に参加したよ

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第22回WebSig会議Survive! 不況に流されないWeb屋の生き残 り方~真似できない個性と付加価値を作り出す」
テーマがタイムリーなので、やはり気になって絶対参加しようと決めてたのですよ。 こんなときだから俺が勤めてる会社でも、こういう話題は普段出てるしな。
13:00~18:00に参加してきました。

第一部は普通にセミナー形式。スピーカーがスライド使って話すタイプ。
第二部は「ワールドカフェ」って形式で意見交換。こういう形式は初めてだったけど、なかなかおもしろかった。

基本的にはワールドカフェ形式の意見交換での「気付き」がメインになるのかなぁ。
「個人で生き残るべきか、会社として生き残るべきか」 「○○頼むなら~~のような特化で生き残るのか、関連業種を拡張して分野を増やして生き残るのか」 「あれ?そもそも生き残るって何?」 みたいなことをお互いに思ってるように意見交換するわけです。ワールドカフェはあくまで意見交換が目的なので、ひとつの答えは出してはいけないルール。けれど、(これはたぶん残念なことに)最終的には場の空気というか・・・そいうのもあって、多くの人が暗黙の共通認識を持っていたように感じた。 それは、社内に対して、社外に対して、社会に対しての自分の見せ方=セルフブランディングがひとつのキーではないか、と。そうして目立ち、代替の効かない存在に自分を押し上げることが生き残ることに繋がる、という考え。これはその通りだと思う。まさに普段会社でもそういう話が出ているところだったし。

が、一部非常に気になったことがあって、「セルフブランディング」の解釈については人によってかなり差があったんじゃないかと。手段と目的の入れ違いというか、「セルフブランディングしなきゃ!セルフブランディングすれば大丈夫!」みたいな誤解があったように感じた。 それだと順番が違うんじゃね?ブランディングって「どう見せるか」の話だよね。 やってないことをやってるように見せるのはブランディングとは違うし、かなり違和感がある。  1)価値の再認識  2)価値情報の共有    ※セルフなら一人だから共有不要だけど  3)情報の整理・取捨選択~見える化 これががブランディングの基本的なところだと俺は思ってる。だから新たな価値を創出するんじゃなくて、持ってる価値の再認識と見せ方の話じゃないかと。ブランディングという手法を使うことが先行するんじゃなくて、事実を見せる方法を考えるのがブランディングだと思うんだ。 価値を見直す段階で、価値が足りないと判断されれば次の段階には進まず、新たな価値を加える努力をする必要があるし、価値もないまま「うまいこと見せる」のはおかしな話だよね。 ということで、 個人的には、生き残るための第一歩は「価値を見つめなおす」だと思った。 (現地で述べた感想では「価値の再認識と見える化」と表現した。) ・自分の価値って何? 自社の価値って何? それって業界で言えば何番目? ・会社にいる価値、会社と一緒に生き残る価値って何? ・この仕事をする価値って何?お金だけ?それ以外? 意外にこれって見落とされてる気がして。たぶん本日最大の気づき。 そういう意味では、価値をみつめなおすスキルを養うというのは重要かねぇ? で、価値が分かって初めて、 ・アピールすべき価値は結局どこか? ・価値が正しく伝わる見せ方ができてるか? ・認識した価値に対して、それ相応の態度を取っているか? なんてことを考えていい段階に進めるんじゃないだろうか。 あとは・・・まぁクリエイターにとってセルフブランディングが当たり前になったら、今は差別化になることがそうじゃなくなるんだろうけど、そのときにさらに頭1コ上に出るには・・・と考えると、「じゃあどうしよう」なんてことを漠然と考えてみたり。正直ウェブだけで食ってくというこだわり自体持たない方がいいよな、なんて思ったりした。
リスクヘッジという意味では、収入のソースが1つに偏ること自体がリスクだからなぁ。
「不景気は商売がうまくいかない原因ではなく、平等に与えられた条件にすぎない」by藤田 田 元日本マクドナルド社長
てなわけで、これからも必死こいて活路を見出し続けましょう。  How can you survive ?

面白法人カヤックとプレスリリース

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ニュースネタを1件ほど。
面白法人カヤックがまた変わったシステムを導入したようですね。
カヤックが「変人採用」 ただし他薦のみ

個人的にもしろいと思った=独自性があると思ったのはこの2点かな。

・真の変人というのは自分が変人だと思っていない」ため、他薦のみの受け付け
・半年ごとに、お互い楽しく働けたかどうかをチェックする契約社員


「変わった社則・変わったルール」というのは話題性もあるし、導入に際して法的な縛りを気にしないといけないってこともそれほどない。多くは自社のは判断だけでどんどん取り入れられる。それをうまく使うと全くコストをかけずに、自社への注目を集められる。

こういった制度の多くは導入と同時にプレスリリースを打ち、対外的なアピールを忘れない。つまりその目的は、「実際に変な人を採用したい」というところにあるわけではなく、

・常に話題を発信する会社であり続ける
・「そういう会社」というイメージが壊れないようにし続ける

といったあたりが最大の目的なんだと思う。もちろん変人が実際に来ても、本当に歓迎なんだろうけど。
こうした楽しい制度をどんどん打ち出していくことによる効果は、「楽しそうな会社カヤック」にあこがれるクリエイターが集まる、という形で結局、いい人材の確保という形で人事には還元されるのだと思う。

プレスリリースの特徴だが、よほど効果がない限りは、導入したその後のことは報じられない。成功したか失敗したかはどうでもいいのだ。掲載されるか、効果があがるかは、あくまでも、メディアの気持ち一つではあるものの、プレスリリースはある意味で「打ち逃げ」することもできるので、コストがかからない広告としては注目しておくべき、というか知っておくべき手法の一つだと思う。
もちろん、実際に問い合わせがあった場合の対応含め、人的なコストや、リスクを負うというのは必要になる。

また、違ったメリットでは、繰り返しプレスリリースを打つことで、場合によってはメディアの担当者とのコネクションを築くことができるかもしれない。これは縁というか、運というかも大きいが、まったくアテもなく「載せて」ってよりも、メディアに知人がいることで、掲載の可能性は高くなってくるだろう。メディア担当者も人の子だから。


カヤックのサイコロ給なんての有名だけど、その制度にしたって、もう4、5年以上前から耳にしていたものだ。その後もカヤックはたびたびこういう、いわゆる「変なこと」をして、対外的なアピールを続けてきている。
カヤックの柳澤さんの本はまだ読んでないけれど、ずっと変わらず持ち続けている理念・方針があるというのはすばらしいと思います。徹底して「面白法人」であり続けているんですね。

参考:

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