昨日同僚と飲んでた時にちらっと出た話題。
最近WebAPIがすごく充実してきてる。そうすると開発者はなんだかとても楽しくなってくる。
『このAPIを使って何かできないかなー!』とか『あっちのAPIと組み合わせたら・・・あ!』とか。まぁ他の人がどれだけそうやって妄想するのが好きかはわかりませんが、少なくとも俺はよくしたりします。
しかしふと、飲みながら昨日気づいて同僚さんに話してみたわけです。
『APIがあるせいで、アイディアの幅が狭くならないかな?』 、と。
というのも、この『APIで何かしてやろう!』ってのが曲者で、よくよく考えると、APIで何かする=APIでできる範囲のことしかできないんですよね。まぁ当然といえば当然なんですけど。
だからAPIが便利になればなるほど、ついつい、それらを使いたくなって、スタートのアイディア出しの部分で既に視野が狭くなってくる。
考えずに7の機能が手に入るせいで、10のことを考えなくなるし、残りの3の存在には気づかない。7で最大値だと思いこんでしまう。
それに気づいたのは最近知ったこんなサイトのおかげかもしれない。
◆「ニンテンドー DS Lite」の販売開始が音でわかる『DSコアラ』 - [トップ]
このサイトはすごくうまい。
入手困難な商品の入荷を監視することに特化していて、訪問者にそれを知らせる。そもそもが購入意欲バリバリのユーザーで、しかも待ちにまった入荷のお知らせアラートが鳴ることで「やっと入荷きた!早く買わなきゃ!」という切迫した心理になる。そんな心理状態のユーザーの目の前に、商品への直リンクをぶらさげておく。ユーザーはごくごく自然に食いつく。もちろんそのリンクは成果報酬型のアフィリになっていて、購入に至れば運営者はアフィリの収入を得る・・と、もう文句の付けようがないくらいに、いい流れ。
(ちなみに調べてみたら、最近は似たタイプのサイトが色々あるのね。
ここの場合、APIとかは使ってないっすよね? ただ純粋にAmazonのサーバを監視して、更新があればそれをWEB上に反映する。技術的には至ってシンプルだけどもちゃんと訪問ユーザーの行動の動線が出来ていて、とても(・∀・)イイサービスだと思う。API使って何かしてやろう!って考えたんじゃ出てこないサービスですわ。いやね、正直、久々に感動したものwwwwww 『すげーその発想はなかったわー』ってw
誉めただけなのはなんかあれなので、ひとつ気になることといえば、検索にひっかからんのよねこのサイトw SEOマンセーとは言わないけども、もうちょいとくらい、本で読める程度だけでも対策するともっと訪問者が増えるんじゃないかなーとかね。
んまぁそんなこんなで、今さらといえば今更な話なんですが、やっぱり大事なのは、ユーザーが求めるものをいかに提供していくかであって、APIを使って「すごいもの」を作ることじゃないんですよねぇ。APIは、思いついたことを実現するための、いち手段というか、使ったら楽かな程度にしとくのがいいのかもしれないなぁ。
使われずに使う。自戒自戒・・・なんてことを思ったとある2月の日。
ちなみにタイトルは某大手掲示板で使われたりする表現です。
「~~~だろ・・・常識的に考えて・・・」という型の、一種の定型文。
