情報格差とSBMの戦略と。

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最近、mixiの某マイミク※とソフトバンクモバイル(以下SBM)について、日記やコメントで話したりします。
※マイミク:mixi内での友人のこと

今回その某マイミクが、日記に書いてたのはSBMのシステムダウンによる、モバイルナンバーポータビリティ(MNP)の受付停止について。

その日記の中に
「何でダウンしたんだろう。SBMからDocomo,KDDIに変える人が多かったのかな。Docomo,KDDIからSBMに変えるのはあんまりなさそうだし。」
みたいな話があった。(抜粋、要約)

それに対して俺は以下のようなコメントをした。

>Docomo,KDDIからSBMに変えるのはあんまりなさそう

いや誰もがみんなネットにあるような情報を手にしてるとは思えないんだよなぁ。
類は友を呼ぶ。
インターネットを得意としない、または、生活に必要としない人たち"だけ"のリアルのコミュニティはいくらでもあると思うぜ。
ネットの世界で数え切れない人が少しずつSBの詐欺情報を集め、検証したものを、個人レベルで暴くのはほぼ不可能じゃね?wwwwww

よって、一般的には「ソフトバンクは安い」って意識はかなりの数だと思う。

そのマイミクは俺が書いた上のコメントに対して、さらにレスをくれたんだけど、レスの中でマイミクが出したのが「情報格差」って言葉だった。


ここ最近なんだかずっと頭のどこかでひっかかってたのはコレじゃね?って思った。気づかされた感じ。何ていうか、すべてがこの言葉に集約されるような気がした。

一言で言う。
今回のSBMの戦略は、結果的には「情報弱者」を喰いものにすることになるんじゃないか?


例えば前述もしたように、ネット上ではSBMの予想外割(ゴールドプラン)の料金体系に対して、疑問を持った多くの人がいて、その料金体系や契約時の制約について積極的に調べ、情報交換し、分析し、結論をまとめあげようとしている。
この分析行為は、人海戦術とも呼べるすさまじい人数によって驚異のスピードで行われ、そこから導き出された情報、整備された情報もすぐさまネット上で共有される。

さて同じ事をリアル・・・つまり現実の世界ですることは可能か?
議論するまでもない。まぁ難しいだろうね。

結果、ネット等で情報を得る手段のないユーザーは、読めないほどの小さな文字で注意書きが書かれ、「¥0」ばかりが強調されたCMを何度も目することになる。
熟読しないと、契約時の制約がわからないようなパンフレットを与えられて、また「通話無料」という文言を何度も目にする。
ニュースでは大々的に「ソフトバンクの戦略は通話無料!」なんて、おいしい部分だけを紹介する。

そういった情報ばかりを鵜呑みにした消費者は「ソフトバンクは安い」と刷り込まれ、検証することもなく契約に走ってしまう。

「注意書きはしている。契約書を読まない奴が悪い。」
それももっともな意見だろう。
「自分で深く調べない奴が勝手に損してるだけ。」
まぁそれも正解。たしかに自分で知ろうとする努力は必要。

が、その一言だけで済まされるだろうか?

インターネットの世界は、WEB2.0などと言われて、技術・情報ははどんどん共有する流れになっている。
そしてソフトバンクはそんなWEBの世界にあった企業。
日本のWEB業界における中心的存在と言っても過言ではないシェアだ。

ソフトバンクはYahoo!JAPANというポータル(入り口)サイトを運営している。
情報(サイト)をカテゴリ分けして、ユーザーにそれらの情報にたどり着く手段を与える。
検索サイトとしての側面も持ち、WEB上に散乱する情報をクロールし、ユーザーに与える。

ここからは想像の域に入るが、
探せば情報は見つかるのが当たり前だと思ってるんじゃないだろうか?
情報は誰にも平等に与えられるものだと思いこんでるんじゃないだろうか?

だとすると、「情報」というものへの認識のズレは大きくなり、情報格差は現実に起きている気がする。それも、例えば企業の業種によって「常識」の認識が変わってしまうほどに根深く、大規模に。

アナログベースの考え方・戦略によって伸びてきたこれまでの携帯電話産業と、ソフトバンクのようなWEBベースの考え方っていうのは、気づかない所で大きく根本でズレてたりするんじゃないのかな?

それに気づかないといけない。消費者よりも、企業が先に。

いくら高速回線網が広がり、インターネットの、パソコンの普及率が高まろうと、その世界がすべてではない。


俺は、もともと「社会は平等だ、平等であるべきだ」なんて考え方は持ち合わせてはいないタイプの人間だけど、それとこれとは根が違う気がする。

戦略と罠は違う。
情報の面でも、規模の面でも、一般消費者が圧倒的弱者のまま、一方的に喰いものにされるというのはやっぱり納得がいかない。俺もいち消費者だから。

前述もしたように、WEB2.0で起こった技術・情報の共有をする流れ。
投資の世界でも「社会的責任投資」なんて言葉もよく聞くようになった。

株式会社が株主に利益を還元するためにも、利益の追求はもちろん必要。というか義務かな。
けれどね、それが100%って時代は、そろそろ違うんじゃないかな。

SBMの今回のやり方は、明らかに時代に合ってない気がするのだけれど、どうかな?

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